2009年9月1日火曜日

お役所まわり。

台風一過、気温ぐんぐん上昇。
本日は午後から案件の手続きで行政庁を巡った。都合3箇所。
とても簡単な建築物であり、水道も電気も引かないいっちゃあなんだがただの箱を建築するだけの仕事なのだが、敷地規模と延べ面積が規定数値を超えているということで、確認申請前の事前調整の対象になった。

これがまた厄介である。事前調整の対象になった担当部署だけで20数件。全てに現地の地図や計画を記した図面を添付する。これを用意するだけで一苦労。まずこれで本協議の対象になるのかどうかを判断される。所内便で配布してくれるところを除いても十数か所。えっちらおっちら上へ下へ走り回る。でもって各部署からのお答えを待つこと1週間、お答えは5箇所。

再度言っちゃあ何だが、本当に、小屋なんである。最初に「電気も水道も引きませんぜ道路も作りませんぜ旦那」と説明しているにもかかわらず、5箇所。それも現場地域にそれぞれ散らばっている。ええ、そんなのさぁ、最初に受け付けてくれたところが説明すればそれでいいんじゃないのか?と思うでしょ。民間の会社ならそうでしょ?ワンストップをうたい文句にするでしょ普通。ちがうんだな。全部説明に行くんだな。

電車を乗り継ぎ、バスに乗り、てくてく歩いてたどり着いて担当者をつかまえて「協議に来ましたかくかくしかじかな建物でございます」と説明すると「んじゃこれとこれとこれを用意してココにはんこ押したやつ持ってきてください」えええ又でスカイ。だって事前の協議で図面つけたじゃん。必要なら最初に言ってよ。あげくに「この内容の建築物で調整は必要だと思わないけどねぇ」いやそれ絶対、貴方に言われたくないです!帰りの電車でどっと疲れた。

現状に文句をつけるつもりもないし、イレギュラーを許容せよというのも空虚な話であることは確かだ。実際にそういうシステムが出来上がっていて、その中で何千人という人間がかかわって運用されているのだ。一寸のイレギュラーも許さないシステムが。

でももう、かかわる我々はそういうシステムでは動いていない。すくなくともそういったコスト、いわゆる人件費ってやつ?は見込まれていない。それが事実だ。安定した動作のためにバッファーが必要なのは理解できるが、バッファのために我々のコストが上がるのは理解しがたい。せっかく?政権も変わったことだし、もう少しその辺風通しのよいオペレーションになることを祈るしかないな。

で、明日もその続き。やれやれ。

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