2009年9月5日土曜日

座禅とカップヌードル。

さってと。
今日は座禅の勉強会。
この座禅会は毎回、集まってくる同志の意識もとても高く、ただ単にビジネスのネタになればいいかとかあわよくば受注につながれば、みたいな空気が感じられない。自分を高めようとする真剣さが参加者から伝わってくるし、ビジネスのヒントを僕にくれるのでとても楽しみにしている。というより紹介してくれた親友に感謝である。

さておき、見るとはなしにテレビを見ていたのだが、カップヌードルの会社を紹介していて感心したこと。
当然、かの会社は世界企業なのだが、同じカップヌードルといえども、たとえばアメリカ向けはすする文化が無いので麺を短くしているとか、インド向けは汁麺の文化が無いので焼きそばタイプだとか、何千万個と生産するカップヌードルなのに意外なほど柔軟に、細かく仕様変更をしている。

本人たちにとっては当たり前の話なんだろうし、日本の企業は電化製品とか車とか、結構まじめにそういうところをやっているのは良く知っている。ただ、食品は、特にインスタント食品は「食べられればいいっしょ」みたいな事かと思っていたので意外だと思ったのである。大企業でさえ、そういう努力を日本はしているのである。あ、そのしわ寄せが零細企業に来てるんだよとか、そういう愚痴はひとまず置いといて。

で、今日の師匠のお話を思い出した。師匠曰く「全てどこかから持ってきたものでなく、全商品の3%はオリジナルなものをラインナップすれば、顧客はどんどん増える」ふーむ。3%ならばまだまだ日本の中小企業、自分が身を置く建設業にも努力できるのではないだろうか。

ところで今の自分は中小企業でもないけどね。個人事業主だから。

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